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税務調査で会社の大事な書類も持っていかれる?

断ってもかまいません!

 

通常の税務調査の過程で、調査官が気になった書類のコピーを要求したり、帳簿を預かりたいと要求したりしてくる場合があります。どちらも拒否できます。社⻑さんが頑固に拒否すれば調査官はどうしようもありません。

 

でも、これはやりすぎですね。お互い協⼒して早期に終わらせるのが賢明でしょう。
帳簿の税務署への持ち帰りや帳簿書類のコピーは、ともに通常は質問検査権の範囲外です。
特にその必要性の具体的な理由がある場合にのみ認められていると考えていいでしょう。
帳簿持ち帰りについては実際に拒否される⽅も意外と多いようです。さすがにコピーまで拒否する⽅は、あまりいらっしゃいません。帳簿の持ち帰りでよくあるケースは、お医者さんやお店で商売する事業者さんです。平⽇に調査⽴会する時間がありませんので、税務署も実地調査の替わりに帳簿の持ち帰りをお願いしてくることが多いようです。

 

ここで気になるのは、書類を持ち帰ったら、細かく調べられるのではと⼼配する⽅も多いかと思います。しかし調査官も同時に他の調査事案をかかえていて外出している⽇も多く、実際は署に持ち帰ってもゆっくり⾒る時間はないようです。また⾒るポイントも決まっていますので、例外はあるでしょうが、このことであまり⼼配することはないでしょう。

 

結論として、納税者のお気持ち次第です。特に気にしないようでしたら持って帰ってもらってもいいでしょうし、やっぱり気になる場合は帳簿を預けるのは断って、ちょこちょこと何⽇かに分けて来てもらってもいいでしょう。

 

 

よくテレビとかで⾒かける、段ボール箱で書類を持ち出すのは、マルサの調査だけです。マルサと通常の税務調査は根本的に違います。マルサは犯罪捜査のための調査ですから捜査令状を持ってきます。ここでの税務調査の話はすべて任意調査の説明です。


・2015年7月13日 配信


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