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税務署が突然やってきた!

抜き打ち調査、事前通知なしの調査では…

 

毎年の国税庁の報道発表資料でも、納税者サービスの充実と向上、また税務調査への協⼒のお願い、任意調査での納税者へ事前通知の徹底を掲げています。

 

しかしながら、実際の現場では全体の1 割程度は、抜き打ち調査が⾏われているようです。
通常の任意調査は、事前に顧問税理⼠か会社に電話してきますが、現⾦商売や税務署の収集資料から不正取引が推測される事業所には、事前通知なしに調査官がやってくる場合があります。

 

=任意調査には同意が必要!=
そんな場合でも特に恐れることはありません!
当然ですが、会社にも都合があります。アポなし訪問に付き合う必要はありません。突然来た理由を尋ねて、都合が悪い場合は速やかに帰ってもらいましょう。

国税庁の税務運営⽅針でも、事前通知の励⾏を掲げています。また、顧問税理⼠⽴合いの調査を希望する場合は、その旨も伝えて帰ってもらいましょう。
毅然とした態度を⽰せば、意外にあっさり帰ってくれる場合が多いです。当然ですが、これで後⽇、不利益を被る事はありません!
また、当⽇は帰ることを了承した場合でも、「売上等の帳簿書類を預かりたい」と⾔ってくる場合がありますが、断った⽅が無難でしょう。

 

 

=抜き打ち調査の⽬的とは=
現⾦商売の現況調査の主な⽬的は、前⽇の売上が当⽇の現⾦と合っているかを確認することです。
現⾦商売の場合は、もし脱税している場合でも、過去の資料は整理してきちんと帳簿と現⾦・預⾦残⾼とが合うようにされていれば、数ヶ⽉後に調査に来て脱税を⾒抜くことが難しいからです。

 

しかし、真⾯⽬に経理しているみなさんには全く迷惑な話ですね。調査官の調査能⼒不⾜でこちらが迷惑を被るのは納得がいきませんね。

突然の調査の理由(何か具体的な不正でもあるのか)を聞くと、相⼿は返答に困るでしょうから、「それでは帰ってください。」でいいと思います。
争うのが苦⼿な⽅や、やさしい社⻑さんでしたら、「⽤事があるから」と⾔って外出されるのもいいでしょう。


・2015年7月16日 配信


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