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マルサとリョーチョーって?

『料調⽅式(リョーチョー)』と呼ばれる、国税局資料調4 4 査課による調査です。

 

国税局資料調査課と所轄税務署が合同して予告なしに突然朝9 時ごろに、社⻑⾃宅・本店・各⽀店にやって
きます。

ただ、これはマルサのような強制の調査ではなく、あくまで令状のない任意調査です。ある朝突然、数名(合計10 名以上になることも!)の調査官がやってきたりすると、びっくりしますよね。

 

でも慌てないで下さい。あくまで任意調査です。
まず落ちついて理由を聞くとともに、顧問税理⼠に連絡しましょう。突然来社の調査理由を聞いて、返答がない場合は拒否して帰ってもらってもいいでしょう。

 

しかし、任意調査といってもこの場合はある程度、事前調査等で不正取引をつかんでいる事が多く、拒否すると調査官も事前に調査した内容をちらつかせてきます。

こうなると、ある程度は調査官の話を聞くしかないでしょう。もう切り替えて、負担を最⼩限にとどめる事を考えるしかないかも…。

 

調査のキッカケは、簿外預⾦(役員個⼈名義・⽥舎の親戚名義)や取引先等からの反⾯資料、タレコミ等が主となります。もし来てしまった場合は、数千万円単位の話となってくることが多いです。その場合は、いかに負担を少なくすることが出来るかという⽅法を考えましょう!

 

=リョーチョーはきわめてグレーな任意調査=
リョーチョーはマルサ扱い(⽴件対象)になるかどうかの判断が微妙な場合の調査です。
この実地調査で不正取引が悪質と判断された場合は、マルサ扱いになります。

 

逆に、それほど悪質ではなく、不正⾦額もたいしたことなければ、通常の任意調査に切り替わり、次回の調査からは国税局の調査官は引き上げて、普通の所轄税務署の調査になります。

 

…と、ご紹介させていただきましたが、普通に決算・申告されている社⻑さんには基本的に関係ない話ですのでご安⼼下さい。

 

 

=マルサとは=
マルサとは「国税局査察部」の略で、強制調査をする部署とその調査官の通称です。
強制調査=査察は、「国税犯則取締法」に基づく調査で、通常の任意調査とは根拠となる法律そのものが違います。
つまり通常の任意調査とは全く別個のものと考えていいでしょう。


・2015年7月15日 配信


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